【タイトル】
12月16日 全校朝会の話【本文】
今日は2つの心について話をします。 何かを決めるときにはわたしたちの心の中には2つの心があります。「はい」か「いいえ」か。など2つしか選択肢がなくてぱっと決められる時と、どうしようかなあと迷う時とがあります。 例えば宿題があったとき。「今からやろう」という心と「今はせずに後でやろう」という心がありませんか?今すぐやれば後でたくさん遊べるなあという考えと、今は遊びたいから後でやればいいという考えの2つの心が戦っていますよね。 もっと難しい問題にぶつかることもあります。例えば、学校で花瓶をぶつかって落として割ってしまいました。誰も見てはいません。そんな時、こんな2つの心が出てくることもありますね。 1つは「誰も見てないし、黙っていてもばれないか。このまま知らんぷりしてしまおう」もう1つは「先生のところへ行ってごめんなさいと言う」こんな2つの心が戦うのではないでしょうか。 もし、良くない方の心が勝った時には、その場はしのげたのかもしれませんが、自分の心の中にはずっと残り続けます。自分に起こった事実は自分の記憶に刻みつけられるからです。すると、もしかしたらすぐに謝るよりもずっとずっと長く記憶に残り、苦しむ日々が続くことになります。 自分の行動は、自分の責任です。間違えたことには自分で責任をとらなければなりません。「どっちにしようかな」という2つの心のどちらを選ぶかも自分の責任です。自分にとってプラスになるのは何かという判断する力をつけられるといいですね。 でも、生きていると失敗することはつきものです。大人だって失敗することはあります。失敗したらそれを挽回する方法を考えればいいのです。大切なのは、その時その時に、自分にとって一番正しいと思うことを自分で見つけ、行動で表すことができるかどうかということです。 あと10日で、冬休みとなります。自由な時間がたくさんあります。自由な時間が多くなると、自分で判断することが増えていきます。 自分の心を正しいと思う方へひっぱって行く力、コントロールする力をもっともっとつけていってほしいと思います。【添付ファイル】
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