【タイトル】
1月8日 全校朝会の話【本文】
新しい年がスタートしました。みなさんはどのような冬休みをすごしましたか。 あと50日の登校日で6年生は卒業、1年生から5年生は次の学年に進級します。自分の目標を決めて次のステップへと踏み出していますか?少しずつでもいいです。やってみることが大切です。 1日1日、1時間1時間を大切に、自分のダイヤモンドを磨かせる50日にしてほしいと思います。 さて、お正月に習字をした人が多いと思いますが、この「文字」についてお話をしたいと思 います。縁起のいい「ふく」幸せの「ふく」という文字です。 この字を書いた方は「浦上 秀樹 さん」です。口で筆をくわえて文字を書いています。 浦上さんは、体に力が入らなくなる、治ることが難しい病気を21歳の時、突然発症したそうです。どんどんと力がはいらなくなりとうとう車椅子もこげなくなった37歳の時にはじめたのがこの書「こころ文字アート」だったそうです。 ところでこの文字をじいっと見つめてみてください。ひらがなが見えてきます。なんていうひらがなが隠されているか分かりましたか? 「ふつうのこと」です。見えてきましたか?浦上さんはこの1文字の中にご自分のこころの想いをひらがなでデザインしました。浦上さんは言っています。 「ぼくは思います。普段通りの暮らしがおくれることは本当はそれだけですごく運がいいことです。そのことに気づけると幸せになります。なにか特別なことでなく、ふつうのことがどれほど幸せであるか。文句を言ってはいけないのだと思い、福の文字に『ふつうのこと』というメッセージをいれました。」とのことでした。 浦上さんは、今でも1日1日病気が確実に悪くなる中、いろんなこの文字アートを作って大活躍されています。すごいですね。 私たちも、普通の生活に文句を言わず、ありがたいなあとか幸せだと思って、自分ができる限りの力を使ってがんばる、そんな1年にしてほしいと思います。【添付ファイル】
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