【タイトル】
6月2日 全校朝会の話【本文】
昨日から6月に入りました。今月、東京都では「ふれあい月間」といっていじめをなくすことや、友達に優しい気持ちを表すこと等、仲良くすることを特に、考えていく1ヶ月となっています。また、今日から2週間は「あじさい読書週間」で本と親しむ週間となっています。 そこで今日はこの本を紹介します。 「ねずみくんのきもち」です。読んだことがある人もいるかもしれませんね。 小さくて臆病で失敗ばかりのねずみくん。 今日もねこくんに意地悪されてめそめそしているねずみくんが 「僕は 小さくて 気が弱くて その上 なにをしても 失敗ばかり だから 僕は いじめられる んだ」と… そこに、ふくろうさんが来てねずみくんに伝えます。 誰もがもっていなければならない一番大切なことを… さて、ふくろうさんは、ねずみくんに何を伝えたでしょう。 ふくろうさんは、ねずみくんへ 「自分のことでなく 相手のことを思うことが大切なんだよ。それを思いやりっていうんだよ。」 と伝えます。そして、 「相手のことを思ってあげることができれば、意地悪したり、人を困らせたりすることができなくなるんだけどね」と… また、小さな体を気にしているねずみくんにたいして 「みんな違うから いいんだよ みんながねずみくんと同じ大きさだったらどうなる お互い違うものを持っているからいいんだよ 違うことはすばらしいことなんだ」と… 教えてもらったねずみくんは、 みんなが助け合って生きていること。 体は小さくても心は大きくなれること。 一人一人が素晴らしいこと。・・・に気付いていきます。 そして、「僕は僕で良かった!」と喜ぶねずみくんは、 もう今までのねずみくんではなくなりました。 というお話です。 さあ、この本のお話からみんなに考えてほしいことは、 一人一人が違っていてもみんなが良さを持っていること、 相手を思いやる気持ちが何より大切だということ、 そして、思いやりの気持ちが相手の気持ちを変えることができるということ。です。 ふれあい月間、こんなことを考えることができるとうれしいです。【添付ファイル】
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