【タイトル】
10月14日 後期始業式 校長の話【本文】
いよいよ後期が始まります。前期の終業式の後、高学年の人たちは先生方から特別なお話を聞いていましたね。高学年の人たちはそのことを思い出しながら聞いてください。 「当たり前の行動」についてのお話をいたします。 長野県にある円福寺というお寺に藤本 幸邦(ふじもとこうほう)さんというご住職がおられました。ご住職とは、お坊さんのことです。そのご住職は、昔、日本で大きな戦争があった後に、住むところもなく、お父さんやお母さんがいない子供たちをたくさん預かり、家族のように育てていました。ある時、玄関にあったその子たちの靴が乱れているのを見て、次のような詩を創りました。 はきものをそろえると 心もそろう 心がそろうと はきものがそろう ぬぐときにそろえておくと はくときに心がみだれない だれかが みだしておいたら だまってそろえておいてあげよう そうすればきっと 世の中の人の心もそろうでしょう あれ、この詩、聞いたこと見たことあるという人もいたことでしょう。そうです! 皆さんの靴箱の所にも掲示してあります。自分の靴をまず揃えることが大切であり、それができる人は、他の人の靴を揃えることもでき、気持ちのよい学校や社会になるという意味がこの詩には込められています。挨拶や言葉遣い、次の時間の準備、宿題も含めて、「当たり前の行動」とはどういうことか、今1度、皆さん一人一人が考えてみてください。お話、終わります。【添付ファイル】
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