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9月1日 全校朝会の話【本文】
9月1日 全校朝会の話 おはようございます。夏休みが終わり、今日からまた学校での生活が始まります。 今年の夏休みは地震があったり水害があったりしてとても大変な出来事にあっているところがたくさんありましたね。 実は今日9月1日は今から103年前の1923年9月1日、この関東地方を「関東大震災」という巨大な地震が襲いました。多くの建物が倒れ、大きな火災が起き、たくさんの尊い命が失われました。この大きな悲劇を忘れないため、そして命を守る備えをするために、今日が防災の日と定められ、午後からみなさんも避難訓練をします。 関東大震災から立ち上がった人々大震災のあと、街は文字通り「焼け野原」になりました。すべてを失い、絶望に包まれてもおかしくない状況でした。しかし、当時の人々は決してあきらめませんでした。お互いに声をかけ合い、助け合い、泥をかき分け、少しずつ家を建て直し、崩れた橋を架け替えました。そうして、今のこの街を築き上げたのです。これは、今、熊本県や石川県などで行われていることです。大震災や大きな災害があっても力強くあきらめずに立ち上がっていく力。 これは「レジリエンス」という力です。「レジリエンス」とは、日本語で「復元力」や「しなやかな強さ」、「心の回復力」などと訳されます。例えば、左側の硬いガラスのコップは、強い衝撃を受けるとガシャーンと割れて元に戻らなくなってしまいます。でも右側、ゴムのボールはどうでしょうか。上から強い力でギュッと押しつぶされても、手を離せば、ポンッと元の丸い形に戻りますよね。このゴムボールのように、「大変なことや辛いことがあっても、ポキッと折れずに、しなやかに元の元気な状態に戻る力」、それがレジリエンスです。レジリエンスというこのこの力は、大地震のような災害の時だけに必要とされるものではありません。 皆さんのこれからの学校生活や日常の中にも、たくさん活かす場面があります。勉強が難しくて、テストで思うような点数が取れなかったとき。なにか試合で負けてしまったとき。友達とうまく話せなくて、落ち込んでしまったとき。生きていると、誰しも大人も子供も「思い通りにいかないこと」や「壁」にぶつかります。その時に、「もうダメだ」と完全に諦めてしまうのではなく、「どうすれば次はうまくいくかな?」「今はちょっと一休みして、また頑張ろう」と、心をしなやかに弾ませて前を向くことが大切です。レジリエンスの力を高めるために、どうすればいいか2つ伝えます。 「自分の良いところや、できたこと」に目を向けること。ダメだったことばかり気にせず、「ここは頑張れた」という小さな自信を大切にすることです。 2つめは「助けて」と言える勇気を持つことです。関東大震災のときも、熊本県や石川県の大災害のときでも一人で立ち上がったわけではありません。みんなで助け合いました。辛いときは、先生や友達、家族など、周りの人を頼ってください。誰かに話すことで、心は軽くなり、戻りやすくなります。 皆さんも失敗を恐れず、もし失敗しても「ゴムボールのようにしなやかに立ち上がる心」レジリエンスを意識して、色々なことに挑戦していきましょう。これで、お話を終わります。【添付ファイル】
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