4月30日 全校朝会の話

きょうで4月はおしまいになります。新学期が始まって1か月。1年生は新しい学校、そしてほかの学年は新しい学年、クラス、そして先生や友達になれましたか?そして、この1年間の目標は立てることができましたか?

校長先生は、大きな目標を立てました。それは元気で気持ちの良い「あいさつ」ができる学校にしようという目標です。どうしてあいさつをすることが大事なのか・・・これはいろいろな考え方があると思いますが、ここでは、一つこの人の話をしようと思います。

連休中もテレビなどで話題になっている「大谷翔平選手」のことです。みなさんが4月に1年間の目標を立てたように大谷選手も高校生の時に「こんな3年生になりたい」という目標を立てました。それは「8球団からドラフト1位指名」というとてもとても大きな目標でした。

そしてこんなふうにます目の真ん中に「ドラフト1位指名 8球団」大きな目標を書きました。そして、周りにこの目標を達成するための小さい目標を考えて書きました。「体づくり」とか「キレ」とか「スピード」とか「変化球」といった野球に直接関係しそうなことが多く書いてありますね。その中で「運」というものが書いてあります。大谷選手は自分が強くなって速い球を投げられるようになるためには「周りの人が笑顔になることをすれば、自分の運もよくなる」と考えました。そして次のシートでは真ん中に「運」と書いて運がよくなるためにはどのようにすればいいか考えて書きました。「ゴミ拾い」「審判さんへの態度」「道具を大切に使う」ということと並んで「あいさつ」があします。大谷選手はあいさつをすることで周りの人も笑顔にすることができると考えたのです。

校長先生は毎朝、みなさんとあいさつをしていますが、毎日みなさんから笑顔と元気をもらっています。でも、残念なことに元気がないなあというあいさつが返ってくると、どうしたのかなあ?と心配になります。これは、登校班で集まった時にいらっしゃるおうちの人や、道で交通安全を守ってくれている方々も同じです。先日シルバーさんとお話をした時に、同じことを言っていました。

さあ、みなさん、自分ができることから頑張ってください。明日は何人の人に自分からあいさつできるでしょうか???校長先生は20人めざします。挑戦する人はいますか?ぜひ、自分から先に元気に気持ちの良いあいさつをして、周りの人を笑顔にしていきましょう。

これでお話を終わります。

更新日:2024年05月07日 14:44:43