6月15日 meet朝会 校長の話
みなさん、おはようございます。
6月はふれあい月間です。今日はみなさんが学校で、毎日楽しく、そして安心して過ごすために、とても大切な話をします。全員、しっかり顔を上げて聞いてください。
今日のお話のテーマは、「暴力(ぼうりょく)は絶対にいけない」ということです。
暴力とは、どんなことでしょうか。人を叩いたり、蹴ったり、突き飛ばしたり、物を投げつけたりすることです。みなさんに絶対に分かってほしいのは、どんな理由があっても、どんなに腹が立って怒っていても、相手に手足を出してはいけないということです。
なぜ、暴力は絶対にいけないのでしょうか。理由は大きく2つあります。
1. 体だけでなく、心も深く傷つくから
叩かれたり蹴られたりすると、体がとても痛いですよね。でも、痛いのは体だけではありません。「どうしてこんなことをされるんだろう」「怖いな」「学校に行きたくないな」と、心にも大きな傷がついてしまいます。また、周りで見ている人にも同じような心の傷はつきます。体の傷は時間が経てば治るかもしれませんが、心の傷は、大人になってもなかなか治らないことがあります。
2. 本当の解決にはならないから
友達と意見が合わなかったり、嫌なことをされたりして、カッとなることは誰にでもあります。わたしだって怒ることはあります。でも、そこで手を出して相手を痛めつけても、問題は何も解決しません。お互いの関係がもっと悪くなって、嫌な気持ちが残るだけです。
また、手を出さなくても、「言葉の暴力」というものがあります。
「しね」「きもい」「うざい」「消えろ」といった、相手を傷つける言葉(チクチク言葉)です。これは、目に見えないナイフのように、相手の心を深くえぐります。これも、手を出しているのと同じくらい、絶対にやってはいけない暴力です。
では、もし友達と喧嘩になりそうになったら、イライラして爆発しそうになったら、どうすればいいでしょうか。
対処法1 深呼吸をして、少し離れる
カッとなったら、手を出したりひどい言葉を言ったりする前に、まずは「ふぅー」と大きく深呼吸をしましょう。そして、その場所から少し離れて、心を落ち着かせてください。
2 言葉で自分の気持ちを伝える
「そんなこと言われると悲しいよ」「それはやめて」と、自分の気持ちを言葉でしっかり伝えましょう。仕返しをしないと・・・と考える人もいますが、仕返しは決せて解決にはなりません。
3 大人に助けを求める
自分たちだけでどうにもならないときは、必ず近くの先生や、お家の人に相談してください。「先生、助けて」と言うのは、恥ずかしいことではありません。自分や友達を守るための、とても勇気がある立派な行動です。
校長先生は、この学校を、全員が「明日も学校に行きたいな」「友達に会いたいな」と思える、安心できる場所にしたいと心から思っています。そのためには、みなさん一人ひとりが「暴力は絶対にしない」「友達を傷つけない」と約束してくれることが必要です。6年生は土曜日に真剣にこのことについて話し合いをしてくれました。きっとこの話し合ったことを一人一人が考えていってくれれば暴力やいじめはないと確信しています。
そして最後に。もし今、誰かに叩かれたり、ひどい言葉を言われたりして苦しんでいる人がいたら、どうか一人で悩まずに、校長先生や担任の先生、保健室の先生、誰でもいいのでこっそり教えてください。先生たちは、絶対にあなたを守ります。今日からまた、お互いを大切にして、みんなの笑顔があふれる学校をつくっていきましょう。
これで、お話を終わります。
公開日:2026年06月16日 14:21:53
更新日:2026年06月16日 14:25:17